「山月記」は、詩人を志すも虎に変わってしまった男が旧友と偶然の再会を果たすという中島敦の代表作です。高校の国語教科書にも採り上げられているこの名作に、林恒宏さんの〈語り〉と雅楽の〈舞〉を基調とした身体表現で挑みます。
大津伝統芸能会館 能舞台にて上演いたしますこの作品は、平安時代に完成された「雅楽」と鎌倉・室町時代に生まれた「能楽」の交差点を夢想する試みでもあります。
日時:2016年10月8日(土)14時開演(13時30分開場)
場所:大津伝統芸能会館 能舞台
〒520-0036 大津市園城寺町246-24
TEL.077-527-5236 FAX.077-523-1953
京阪電鉄石坂線「別所」下車徒歩5分 JR「大津京」下車徒歩20分
http://www.dentogeinokaikan.net/index.html
演目:第1部 雅楽の演奏と解説 「越殿楽」「登殿楽」
第2部 語りと琵琶「平家物語」より「木曽最期」
第3部 「山月記」~語りと舞と仏具おりんによる~
出演:林 恒宏〈語り〉 太田 豊〈笛・琵琶・舞・おりん〉
岩佐 堅志〈笙・筝〉 松久 貴郎〈篳篥〉
料金:前売2,500円 当日3,000円(全席自由)
チケットお申し込み、お問い合わせ:大津伝統芸能 TEL.077-527-5236